だいご
こんにちは、SE転職相談員のだいごです。
転職するならやっぱり大きい会社がいいのかしら?ベンチャーとかスタートアップとかもありなのかしら?
だいご
転職先を探すときは、会社のイメージにとらわれず色々な会社を視野に入れておくべきです。
たしかに「ベンチャー企業」とか最近ですと「スタートアップ」とかよく聞きますよね。
テレビでもよく取り上げられており、そこで働く人たちはみなさん、生き生きと仕事をされているイメージです。
では、そもそもベンチャー企業とは何かというと、「新しいサービスやビジネスを展開する企業」を指すそうです。規模としての定義はなく、比較的に新しい会社が該当します。
スタートアップは、ベンチャー企業と同じような意味になってきますが、違いは、ベンチャー企業よりも、創設初期の場合が多いようです。
SEとしての転職先を探す場合は、大手もいいですが、こういったベンチャー企業やスタートアップも選択のなかに入れておいたほうがいいでしょう。
本記事では、ベンチャー企業を選択する場合の会社選びのポイントなどを説明していきます。
SE転職で狙うべきベンチャー企業
ベンチャー企業の一例としては、サイバーエージェントなどが有名ですが、他にどんな会社があるかというと、下記のサイトを見てみてください。
ベストベンチャー100
https://best100.v-tsushin.jp
100社のってますけど、私がわかったのはメルカリくらいでした。。。
まだまだ勉強が足りないことを痛感(;^_^A
みなさんは転職先を探すときに、どのような観点で探すでしょうか?
大手やSIer、ベンチャーなどいろいろな会社がありますが、その中でもベンチャーに転職する際に、気を付けてほしいポイントは下記です。
- 自社独自のサービスを持っている
- 独自のサービスを2つ以上持っている
- 創業後、10年以上経過している
自社独自のサービスを持っている
ベンチャーの定義から考えると当たり前なんですが、独自のサービス(ソフトウェア)を持っているべきだと考える理由は、自社開発できて、上流工程から携われるかということに大きく関わってくるためです。
自社サービスを持っていないということは、客先常駐のSES契約で仕事することが多くなります。
客先常駐で仕事をしても将来性がありません。
下記の記事を参照してください。
独自のサービスを2つ以上持っている
2つ以上持っていることを挙げた理由は、1つだとその1つがぽしゃった時に、その会社が立ち行かなくなり、最悪、倒産となる可能性があるからです。
さらに、1つよりも2つ以上あったほうが、色々な技術に関わることができるからです。
IT業界はいろいろなサービスの流行り廃りが早い業界であります。
その業界にあって、1つだけのサービスでは安定はありません。
柱となるサービスを主軸にして、新しいサービスに発展させていくようにビジネスを進めなければなりません。
創業後、10年以上経過している
ベンチャーという時点で10年を経過していること自体まれかもしれませんが、もし、安定を求めるなら、10年以上経過して経営基盤が安定していることも大切なポイントです。
長いということは、そのサービスが軌道に乗っているということでもあり、主軸となるサービスがあれば、色々なサービスに発展させていくことができます。
また、10年以上経過していると就業規則なども社員を守るために熟成されているので、有給休暇の取得や、福利厚生の面でメリットが多い場合があります。
社員から搾り取るような会社経営では、そもそも、倒産するのが目に見えます。
ベンチャー企業のメリット・デメリット
ベンチャー企業を探すときのポイントはお分かり頂けたかと思います。
では、ベンチャー企業で働くメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
- 技術力をつけられる
- 社風が自由
- 年功序列がない
技術力をつけられる
ベンチャー企業ですと自分達ですべてのことをやらなければなりません。
インフラからバックエンド、フロントエンドまですべて自分でやらなければなりません。技術を持っている会社に外注することも手ですが、管理するためには、ある程度、自分でやれるように理解しておく必要があります。
その為、自分で勉強するか、勉強会やセミナーに参加して技術力をつけなければなりません。
しかし、大手SIerなどは、担当が明確に分かれているため、自分の守備範囲以外の技術をつける必要がありません。
そのため、自分の知らない領域の技術をつける必要がありません。
社風が自由
大手で歴史が長い会社であるほど、就業規則は熟成され、組織として順守することが求められます。
フレキシブルに対応することも難しく、就業管理が厳密に行われます。
それにくらべ、ベンチャー企業はフレキシブルに対応されるため、休みの取得や、就業時間中の外出など自由に行われるメリットがあります。
年功序列がない
年功序列ですと、給料が階段状に上がっていきます。
平等でいい面もありますが、仕事をする人としない人で差が発生しないのも、やる気がなくなります。
会社への貢献度が高い人が評価されるべきですし、評価されて上にあがっていくべきです。
ベンチャー企業では、できる人が上にあがっていくように会社の体質がなっているので、やりがいもありますし、頑張れば1000万プレーヤーもありえます。
デメリット
- 潰れる可能性がある
- 知名度が低い
潰れる可能性がある
会社が小さい場合、これはリスクとしてゼロとは言えません。
しかし、ベンチャーで働くことで得た経験や技術力は、他の会社でも必要とされますので、最悪、つぶれても次の会社があるから安心してください。
逆に大手SIerなどで何の技術力もつけずに、会社に守られて働いてきている人のほうが、会社が倒産した場合、不安です。
大きい会社だから倒産しないと考える人もいるかもしれませんが、40代、50代以上の社員は、会社の荷物としてリストラ対象になるリスクが高いのが現実です。
知名度が低い
知名度が低いため、だれに言っても何の会社かピンときてくれません。
これはやむおえません。。。
コンシューマ向けの企業であれば、いろんな人に利用してもらえるように頑張るしかありません。
逆に、知名度があがってくることが自分のやる気につながります。
ベンチャー企業に合う人・合わない人
では、ベンチャー企業に合う人はどんな人なのか見てみましょう。
合う人
- 主体的に行動できる人
- 最新の技術に興味がある人
- チャレンジが好きな人
主体的に行動できる人
自分で会社のビジネスを発展させるために何をすべきか、考えて、行動に移せる人です。大手SIerであれば、トップダウン式にやるべきことが下りてきますが、ベンチャー企業ではそうなりません。
常にIT業界の最新情報にアンテナを張って、情報を集め、自社のサービスに活かせるものはないか、考え続けることが必要です。
最新の技術に興味がある人
IT業界の技術の移り変わりは早いものですし、自社にサービスと親和性があり、サービスの発展や拡張につながる技術を学ぶことが好きな人はベンチャー企業があいます。
どこよりも先に最新技術を取り言えれていくことで、ライバル会社を圧倒して、会社を発展させていけるでしょう。
チャレンジが好きな人
失敗を成長の糧として、失敗を恐れずにチャレンジできる人は、ベンチャー企業を成長させていくために必要です。
ベンチャー企業だからこそ、身動きがとりやすく、最新のIT状況に合わせて、会社を進歩させる原動力として活躍できるます。
合わない人
- 何よりも安定が欲しい人
- 新しいことに興味がない人
何よりも安定が欲しい人
逆に安定を常に求める人にベンチャー企業は合いません。。。
会社でやっているサービスのシェアが、いつ他のライバル会社に取られてしまうかわかりません。
そして、会社が倒産するかわかりません。
安定を重視する人には合わないでしょう。
新しいことに興味がない人
新しいIT技術や情報を取り入れることができなければ、会社のサービスは、廃れていきます。
時代に合わせて進化し続けなければなりません。
そのためには、社員自ら新しいことを学び続けなければなりません。
まとめ
本記事では、SE転職としてベンチャー企業を選択する場合の注意点を説明しました。
あなたは会社選びをする際に、何を重視するでしょうか?
・収入ですか?
・安定ですか?
・自分の成長ですか?
色々あるけど、とりあえず大きい会社であれば、将来も安心だよね。
いえいえ、そんな神話は今の時代ありません。
有名な大手企業でも、40代、50代以上になるとリストラ対象となります。
どの会社も若手のほうがいいんです。
しかし、ベンチャー企業であれば、年齢は関係ありません。
人が少ない分、一人ひとりを大切にしますし、40代、50代も当然、重要な戦力になります。
今回説明したベンチャー企業を選ぶ際の下記のポイントを参考にして、自分にあった良い会社を探していきましょう。
- 自社独自のサービスを持っている
- 独自のサービスを2つ以上持っている
- 創業後、10年以上経過している
だいご
それでは、楽しいSEライフを!
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