こんにちは!SE歴15年以上、SE転職相談員のだいご(⇒プロフィールはこちら)です。
コロナで仕事がなくなりそうです。。。
でも、いま転職するってどうなんでしょうか?
大変なところお察しします。。。
でも、転職するにはとてもいい状況です。ブラックを避けるには今まさに転職すべきですよ。
全世界的にコロナが大変な状況ですね。。。
私自身は、インフラ会社が相手であるため、直接の影響はなんとか避けられていますが、コンシューマー向けのサービスを提供している会社など大変かもしれませんね。
リモート関連のサービスを提供しているZoomやTeamViewerなどは、逆に特需を迎えて急成長という状況ですが、どちらかというと、マイナスの影響を受けている会社が多いでしょう。
Aさんも会社の状況が大変そうです。。。
同じように、今までやっていた開発プロジェクトが保留となったり、スタートが延期されて、仕事がなくなってしまっている人も多いようです。
プロジェクトがなくなっても、自社で待機であれば良いですが、中には解雇という最悪の状況になっている場合もあります。
では、この先行きの見えない大変な状況で、転職活動を始めること自体はどうなんでしょうか?
本記事では、コロナ禍で転職した場合について、メリットとデメリットも含めて解説していきます。
コロナ禍で大変な状況ですが、今だからこそ、つかめるチャンスもあります。
ぜひ、あなたもこのチャンスをつかんでSEとしてキャリアアップしていきましょう。
コロナ禍でSE転職ってどうなの?
今、世界的に大変な状況ですが、この状況で転職するってどうなんでしょうか?
こんな状況で転職したら、ブラックとか、イマイチな会社しかないんじゃない!?
実際に、ある転職サイトでも6000件以上あった求人が、今では4000件まで減少しており、コロナによる影響が、転職市場にも出ているのは明らかです。
こういった大変な状況で、一番先に影響を受けるのは、ITピラミッドの末端に位置する下請け企業です。
これは、どこの業界も同じですね。
会社は、仕事が減少すると、作業する人のリソースを減らす方向に舵を切ります。
そうなると、最初に削減対象になるのは、社員ではなく、下請け会社に発注している分になります。
下請け会社はどうかというと、下請けも2次請け、3次請けが普通ですので、一番末端の会社から発注停止になっていきます。
こうした状況があるため、コロナ禍の大変な状況でも求人を出せる会社は、「上流の会社」となります。
「上流の会社」というのは、上流階級の上流ではありません。。。
上流工程を担当できる、仕事を発注する側の会社を指し、例えば次の会社になります。
上流の会社
- 東証一部上場などの大手SIer
- メーカー
- 非IT企業の情報システム部門
- ソフトウェアベンダー
これらの会社は、仕事を発注する側の会社となるため、コロナ禍での影響を受けにくい会社となります。
特に、大手SIerやメーカーは、行政からの仕事もやっている為、むしろ潤っていく傾向があります。
不況になると潤っていく理由は、行政が税金を投入して大きなITプロジェクトを立ち上げることで、経済を回そうとするからです。
つまり、コロナ禍で転職できる会社は、大手が多いということもあり、次のような良い会社だと言えるのです。
コロナ禍で転職できる良い会社
- 不況に強い
- 安定している
- 給料が良い
- 大手
これは、「転職しなきゃ損!」ということです。
もし、あなたがすぐに転職する必要がないとしても、求人を確認しておくことで、
「将来的にどの会社に転職していけばいいのか?」
「どの会社が不況に強いのか?」
見極めておくチャンスです。
以上を踏まえて、今、コロナ禍で転職するメリットとデメリットを解説していきましょう。
コロナ禍で転職するメリット
まず最初に、コロナ禍で転職するメリットを紹介していきましょう。
コロナの影響を受けているあなたも、ぜひ、このメリットを踏まえて、行動に移していきましょう。
コロナ禍で転職するメリット
- ブラックを避けられる
- 先輩になれる
- 上流工程から携われる
1. ブラックを避けられる
今、求人を出している会社は、ホワイト企業ばかりです。
ITピラミッドの末端に位置するブラック企業は、求人を出す余裕がありません。
私としてもおすすめしたい会社だけが、求人を出せる状態にありますので、今、転職市場を調査することは最高のタイミングです。
市場を調査し、転職するのも良いですし、今後のキャリアアップ先を見つけておくのも良いでしょう。
2. 先輩になれる
コロナ禍で大変な状況ですので、各企業とも採用を抑えている傾向にあります。
しかし、この状況が収まって将来的な見通しが立ってくると、企業側も採用を再開していきます。
抑えていた分、採用する人員も多くなるでしょう。
大量に中途採用や新人が入ってくる状況となってきますが、今のうちに入社しておくことで、後から入ってくるメンバーの先輩として、指導する側に回れます。
中核メンバーとして仕事ができるため、将来的にチームリーダー、マネージャーとしてステップアップしていくことも容易になります。
3. 上流工程から携われる
前述したように、今、採用を行っている会社は、発注する側の会社です。
発注する側の会社となれば、要件定義から携われるようになるので、SEとしての経験と幅を広げることができます。
将来的にコンサルとしてキャリアアップしていく上でも、上流工程の経験は必須です。
中小SIerでSEという名のプログラマーをやっている人もいるでしょう。
プログラムを作ることも楽しいですし、やりがいがあるのはわかりますが、将来を見据えて今こそ、脱プログラマーをするチャンスです。
コロナ禍で転職するデメリット
次に、こんな大変な状況で転職した場合のデメリットを解説します。
だいごが考えるデメリットは次の通りです。
コロナ禍で転職するデメリット
- 競争率が高い
- 給料が安い
1. 競争率が高い
今、転職市場は縮小傾向にあります。しかし、反対に職を求めている人の数は増えているという大変な状況です。
その為、求人に対する申込倍率が増えており、よほど飛びぬけた経歴がないと、採用を勝ち取ることができないと言えます。
各企業でも、来年度の新卒採用を停止したり、早期退職募集を始めているところもあり、より一層、競争率が上がっていく可能性があります。
そんな大変状況で、転職を成功させるには、やはり、転職エージェントを有効に使うことにつきます。
もし、目ぼしい会社が見つかったら、転職エージェントに過去の転職実績を聞いて、入念に書類準備や面接対策をしましょう。
各企業毎の成功ノウハウを蓄積していますので、相談しない手はありません。
2. 給料が安い
コロナ不況の影響で、会社の業績にも影響が出ています。
好景気の頃と比較すると、給料も冷え込む傾向がありますので、今、転職することによって、給料が下がってしまうリスクがあります。
しかし、大丈夫です。
次の記事を参考にして、給料アップを勝ち取りましょう。
コロナ禍で転職を成功させる方法
こんな大変な状況ですが、大変な状況だからこそ、チャンスともいえます。
ブラック企業に入ってしまうリスクが皆無となっている今、ホワイトの中でももっとも自分に合う会社を探し、より良い条件で転職を成功させたいものです。
では、転職を成功させるには、どうすればいいかというと、まず一つ目は「転職エージェントを使うこと」です。
次に大切なことは、「自分にあった転職エージェントを使うこと」です。
世の中には転職エージェントがたくさんあるので、その中でも自分の希望条件にあったエージェントを使うことが大切になってきます。
意思疎通がうまくとれない。。。
希望と違う条件をゴリ押しされた。。。
有名だから、大手だからという理由で転職エージェントを選択すると、こんな状態になってしまいます。
そうならない為にも、次のおすすめエージェント記事を参考にして、転職活動を開始しましょう。
まとめ
というわけで、コロナ禍で転職することについて解説してきました。
転職でブラックに入ってしまって、転職を繰り返すという負のループに入ってしまうことは、一番最悪の事態です。
そうなって、経歴が汚れていってしまうと、這い上がるのは至難の技です。
しかし、今はブラック求人が駆逐されている状態ですので、安心して転職活動が可能となります。
狭き門となり、厳しい部分もありますが、逆にキャリアアップするチャンスでもあります。
転職にあたって、次の2つのポイントをしっかり考えて、成功をつかみたいものです。
1つ目は「将来的に自分が何をやっていきたいのか?」
出世して大きな仕事をやるようなステージに進みたいのか、SEとして技術を極めていきたいのか、コンサルとして色んな人を助けていきたいのか。
2つ目は「一番大切にしたいものは何か?」
プライベートの時間、家族との時間、お金、スキル、経験、キャリアなど色々あるかと思います。
何を優先したいのかということも、大切な判断基準です。
2つのことを、しっかり考えて自分の進むべき道を見極めましょう。
それでは、楽しいSEライフを!
現状に満足せず、より向上したいと考えることは大切なことですよね。
あなたの希望を叶える最初の一歩として、転職情報を集めましょう。
効率よく転職情報を集めるには、転職エージェントを使うことが必須です。
転職エージェントは、あなたの現在の市場価値を分析したうえで、あなたのスキルとキャリアに合う転職情報を提供してくれます。
しかも、無料でやってくれますので、使わない手はありません。
また、優良な転職情報は、求人を出した瞬間にすぐに決まってしまいます。
常にアンテナを張っておくことで、良い求人が出てくるのを待っている必要があります。
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各社からの情報収集も時間をかけて行っているので、コネクションをしっかり作っていることを求人の内容から感じます。
また、転職成功させるためのアドバイスとサポートを多岐にわたってもらえました。