こんにちは!SE歴15年以上、SE転職相談員のだいご(⇒プロフィールはこちら)です。
SEとして働ているんですが、経理に転職するってありなんでしょうか?
何かお悩みでしょうか…。
経理への転職というと、あまりおすすめしません…。
- 残業の毎日、ストレスフルな人間関係 … 。
- 子育てが忙しくて…。
- SEとして適正を感じない … 。
SEとして働いていると、色々な悩みが出てきますよね。
そして、楽そうに見える総務や経理に転職したいなぁって、誰でも考えてしまいます。
実は、私も社会人1年目から思っていました(^^;
同期で飲みに行くと必ずこの話題で盛り上がっていたことを覚えています。
SEとしてがんばっているあなたが、転職を考える理由は色々あるかと思います。
「SEとして悩み続け、ストレスを抱えて、最終的に鬱になってしまう」なんてことだけは、避けなければありません。
そこで、違う職種って考えた時に、候補にあがるのが経理などの事務仕事で、公務員と並び人気がある職種です。
共通している人気の理由は、「毎日定時で帰れる平和な毎日がくるはず」ということでしょう。
しかし、実際に経理への転職を考えると、色んな心配が出てきますよね?
- 業務内容的に転職してやっていけるのか?
- 経理職に転職するメリットとデメリットは?
- 収入はどのくらい変わってしまうのか?
- どうすれば転職できるのか?
結論としては、もちろん「やっていけます。」
SEとしてやってきたあなたなら、経理でやっていける能力はついています。
経理に必要な能力は次の通りです。
- パソコンスキル
- スケジュール管理能力
- 他部署、社外へのコミュニケーション能力
- 論理思考能力
- 経理の知識と実務経験
最後の知識と実務経験の部分がどうしても不足してしまう能力です…。
この不足している部分をいかにカバーできるかにかかっていますが、トータルでみると十分です。
私の知り合いでもSEから総務(経理)に転職している人もいますが、転職してから実際の業務知識をつけてなんとかやっています。
やっていけることはわかって頂けたと思いますので、残りの悩みも見ていきましょう。
経理に転職するメリット
では、SEから経理に転職するメリットはどんなものがあるのか見ていきましょう。
- 残業がない
- 転勤がない
- 出張がない
- 会計について学ぶことができる
- Excelの知識を活かせる
1. 残業がない
経理はSEと比較しても残業がかなり少ない職種になります。
決算期には多少の残業が発生しますが、年間通して安定した職業です。
Dodaのデータでも、残業時間が少ない職種TOP10で、第1位となっています。
参考記事(Doda):残業の多い職業・少ない職業は?全80業種、95職種別の残業時間調査!
2. 転勤がない
SEはプロジェクトへのアサインに合わせて、客先を転々としたり、最悪の場合、転勤させられたりします。
通常は転勤ではなく出張してプロジェクトに携わりますが、1年以上の出張が見込まれる場合など、プロジェクトが終わるまで転勤というケースがあります。(私が勤務していたSIerの場合)
しかし、気づいてみると、プロジェクトが終わっても戻されず、そのまま転勤先の別のプロジェクトに放り込まれたりします。
それと比較すると経理は、仕事があるところに転勤する必要がなく、基本的に本社機能のある土地で働き続けることができます。
3. 出張がない
出張が少ないのも特徴です。出張があるときは、税制の改定があったときの勉強会などです。
SEのようにプロジェクトによって出張や転勤が頻発する職業と違います。
4. 会計について学ぶことができる
業務を通して会計学について学ぶことができます。
この知識を活かして簿記検定、税理士などの資格取得に繋げることで、キャリアアップにつなげることができます。
5. Excelの知識を活かせる
知識といってもVBAなどのコアな知識は不要です。できると幅が広がりますが…。
SE時代に使っていたレベルのExcelの知識があれば、スキルを十分いかせます。
経理に転職するデメリット
次に、経理に転職することによるデメリットを見ていきましょう。
- 給料が安い
- SEとしてのキャリアを活かせない
1. 給料が安い
一番のネックは給料ではないでしょうか。
次の通り、SEと比較してもかなり差があり、年収ベースで100万円近く下がる可能性があります。
30代 | 40代 | 50代 | |
SE | 429.0万円~ | 550.0万円~ | 660.0万円~ |
経理 | 310.2万円~ | 360.7万円~ | 432.9万円~ |
引用:平均年収.jp
大企業を狙うか、会計士として独立する道を選択すれば、SEよりも給料を増やすことが可能ですし、将来的に安定しているためオススメです。
会計士もおすすめですが、税理士として成功する道もあります。
次の記事を参考にしてください。
2. SEとしてのキャリアを活かせない
あなたが今まで気づいてきたSEとしてのキャリアがそこで終わってしまう可能性があります。
異職種への転職はいろんなリスクが多くオススメできません。
どんな現実が待っているか、私の実体験を元に、次の記事にまとめています。
私が3回の転職で考えた事も記事にまとめていますので、参考にしてください。
・どんなことがきっかけで転職したのか?
・転職にあたって悩んだこと
・決断に至った経緯
経理に転職する方法
それでもやっぱり別の仕事がしたいんだ!
というのであれば、より良い条件で経理として働ける場所を探しましょう。
転職先を探すときは、転職エージェントを使用することをオススメします。
エージェントに登録すれば、自分の経歴と希望に合う転職先を自動で紹介してくれますし、先方とのスケジュール調整もやってもらえますので、大変便利です。
エージェント名 | 公開求人数 | 特長 |
---|---|---|
ビズリーチ | 111,000件 | 即戦力を第一にハイクラスのスカウトが届く |
リクルートエージェント | 113,920件 | 業界最大級の非公開求人数 |
JAC Recruitment | 3412件 | 30~50代に強い転職エージェント |
また、異職種に転職する時に志望動機をどんなものにすればいいかは、次の記事にまとめています。
経理に転職する前にもう一度考えてほしいこと
経理への転職について、そのメリット・デメリットを説明しましたが、考えは変わりましたか?
転職するという決意は、揺るがないものでしょうか?
だいご
決意は変わらないというあなたに、冷静に考えてほしいことがあります。
それは、『世の中には色々な種類のSEがある』ということです。
客先常駐SE、外資系SE、社内SE、自社開発系SE…。
さらに、SEに近い職種としてカスタマーエンジニア、サポートデスクなどなどたくさんあります。
小さいお子さんを3人も育てながら、家庭とSEを両立しているお母さんSEもいらっしゃいます。
給料的にも時間的にも、SEで働き続けるメリットは大きなものです。
あなたには、IT業界でやってきた素晴らしい経験があるんですから、会社だけ変えることを検討しましょう。
あなたのスキルと素晴らしい経験を求めている場所が必ずあります。
私が、SEから違う職種に転職した時のつらい経験は、次の記事にまとめています。
初めて人を嫌いになりましたね…。それくらい、本当に辛い思いをしました…。
色んな経験をしましたが、私も3回の転職を通して求めている場所に、たどり着くことができました。
あなたにも絶対にあります。
その場所を、探すためにもまずはIT専門の転職エージェントに相談してみましょう。
私も何度もお世話になってきましたが、無料でここまでやってもらえるのは本当にありがたいサービスです。
次の記事で、おすすめの転職エージェントと「使うべき理由」を説明していますので参考にして、絶対に成功を勝ち取ってください!
今なら無料プレゼントもありますよ!
まとめ
というわけで、SEから経理への転職はどうなの?
という疑問にお答えしました。
メリットとデメリットを踏まえて、お答えしましたが、あなたの悩みは解決したでしょうか?
ただ、楽しそうだからという理由で経理に転職した場合、またSEに戻ってくる可能性は高いでしょう。
しかし、自分の中で、経理としての仕事を必死にやって知識と経験を積み、「将来的に会計士の資格を絶対取る!!」という固い決意があれば、選択としてありだと思います。
私の大好きな言葉である、「継続は力なり」
経理として仕事をしながら、寝る間を惜しんで、資格取得に挑み続ける決意があるのであれば、私は応援します!
自分に合う一番良い道をよく考えて、素晴らしいキャリアを進んでいきましょう!
現状に満足せず、より向上したいと考えることは大切なことですよね。
あなたの希望を叶える最初の一歩として、転職情報を集めましょう。
効率よく転職情報を集めるには、転職エージェントを使うことが必須です。
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常にアンテナを張っておくことで、良い求人が出てくるのを待っている必要があります。
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