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3回転職してわかったSE転職のメリットとデメリット

3回転職してわかったSE転職のメリットとデメリット
SE転職相談員
だいご

こんにちは、SE転職相談員のだいごです。

SEのAさん

SEとして仕事をしているけど、特に今の職場に不満も、今後の不安とかはないわ。そもそも、転職するなんてメリットあるのかしら?

SE転職相談員
だいご

今の職場に不満がなければ、転職は考えなくてもいいかもしれませんが、転職するメリットも色々ありますよ。

転職と聞くと、数年前まではネガティブなイメージが強かったですよね。

  • 給料が下がる
  • 職歴に傷がつく
  • 3回以上の転職は何か問題あるかも
  • 出世できなくなる
  • 新卒社員に負ける

色んなネガティブなイメージがあるかと思います。

私も同じイメージを持っていましたし、転職するなんてこと自体、自分がするなんて考えてもみなかったです。

「新卒で入った会社で定年まで仕事をするんだろうなぁ。。。」と
学生時代から思っていました。

こういうネガティブなイメージがあると、転職ってかなりハードルが高くなりますよね。

だからこそ、よっぽどのメリットがないと、なかなか踏み出せないものです。

本記事では、転職のメリットについて、どんなものがあるのか、15年のSE経験と3回の転職経験をもとに解説していきます。

SE転職のメリット

では、転職をするメリットには、どんなものがあるんでしょうか。

私が考えるメリットは以下の通りです。

転職のメリット

  1. いろんな会社のやり方を学べる
  2. 前の会社で不満だったことを解消できる
  3. 人脈を増やせる
  4. 給料を増やせる
  5. 新しいITスキルや技術を学べる
  6. 色んな業界の裏側を学べる

1.いろんな会社のやり方を学べる

会社によって、組織としての意思決定や、承認プロセスが違います。
組織体制もそれぞれ違いますので、会社それぞれで仕事の進め方が違います。

例えば、自分で考えた新しいシステムの案があったり、導入したいシステムがあったとして、その案を実現するために必要な決済の取り方や進め方が、総務、経理部、社長とどこまで巻き込むべきか、差分があります。

さらに、巻き込むことを自分でしなければならないのか、管理職でやってくれるのかという違いもあります。

この色んな人(部署)を巻き込むスキルというのは、ビジネスで非常に大切なスキルです。

誰を巻き込むべきかという判断も組織や状況に合わせて、判断が必要なものであり、巻き込むスキルとともに大切なスキルです。
転職をすると、この辺の嗅覚とバランス感覚を伸ばすことができます。

私自身も、2回の転職を経験(社内転職も含めると3回)して来ましたが、この辺の嗅覚とバランス感覚は、かなり付きました。
今では、転職で失敗することはないと、根拠のない自信がありますw

新しい会社で成果を出すために大切なことは、次の記事を参考にしてください。

2.前の会社で不満だったことを解消できる

これは、もうその通りです。
不満を解消するための転職で解消できなかったら、元も子もありません。
解消するために、転職活動は慎重に行い、会社選定をしっかり行うべきです。
もし、解消できなった場合は、職場に落ち着いたころに、自ら主体となって会社を変えていきましょう。

3.人脈を増やせる

同じ会社で社内人脈を築くのも大切ですが、色んな会社に知り合い(一緒に仕事をした人)がいるのは、ひとつの財産になります。
SE業界の他の会社の動向を情報交換したり、最新の技術動向についてシェアできることは有益です。

4.給料を増やせる

転職時の会社選定と、入社前の交渉にかかっていますが、給料を増やすことができます。
転職で給料を増やす方法は、次の記事を参考にしてください。
大切なポイントは、仕事をしながら転職情報に常にアンテナを貼っておくことです。
会社を辞めてからでは手遅れです。

5.新しいスキルや技術を学べる

私はSIerで仕事をしてきましたが、汎用系や組み込み系が主な仕事でした。

その為、使う言語もC言語やC++がほとんどで、違う言語に携わることが、かなり少ない状態でした。
開発言語もそうですが、IT関連の最新の技術に携わっていたかというと、そうではなかったです。

最新の技術というと、やはりWeb系やオープン系といわれるプロジェクトで仕事をすることが一番の近道となりますが、同じ会社では実現することが難しい場合が多いです。

自分が学びたい業務を行っている部署が社内にあれば、異動することで対応が可能ですが、会社としては、本人のスキルを伸ばした方がメリットがありますので、異動はなかなか難しい面があります。

6.色んな業界の裏側を学べる

私は、SIer時代、外資系時代と、IT企業で働きながら、様々な業界のシステムに携わってきました。
通信会社、メーカー、小売業、公共事業など様々な業界の裏側を見ることができました。その業界のしくみ(業界内の会社関係、業界の流れ、業務の仕組みなど)を学んできたおかげで、システム開発に活かせる知識が付きました。

以上が、SEとして転職するメリットになります。

あなたが、SEとして今後もやっていくには、特に①が大切になってきます。

日本では、終身雇用と年功序列が破綻しつつあります。
同じ会社で定年まで働く人は、減っていきますし、給料も上がり続けることはありません。
どの会社も20代、30代の若いSEを必要としていて、好待遇で雇用しようとしています。

この状況で、転職せずに20年や30年同じ会社でがんばって、40代か50代になってから転職を行うこと自体、かなりリスクです。

SE転職のデメリット

では、次にSE転職をするデメリットを見ていきましょう。
メリットがあるからには、当然、デメリットもあります。

転職のデメリット

  1. 新しい会社のやり方になれる必要がある
  2. 会社選びに失敗するとブラックの可能性がある
  3. 家族や周りの人を不安にさせる

1.新しい会社のやり方になれる必要がある

新しい会社で働く上で、これは避けて通れません。
その会社での業務の進め方、就業に関わることなど、一から覚える必要があり、職場の人間関係も一から築きなおしとなります。
SIerで働いていると、プロジェクトが終わるたびに、新しい客先に常駐することになるため、慣れてる分、この最初からやることに疲れ切っている人もいますよね。

新しい職場で新しい色んなことを学べることを楽しめるひとはいいかもしれません。
というか、楽しんで行った方が得ですし、そのスキルも比較的付きやすくなります。
「最初だけ苦労」と割り切って、積極的に業務を覚えて、人間関係も築き上げましょう。

2.会社選びに失敗するとブラックの可能性がある

これは、次の記事を参照して全力で避けましょう。

3.家族や周りの人を不安にさせる

「そんなに転職して大丈夫なのか?」
「なんでそんなに続かないんだ?」

転職は、何度やっても周りに心配されます。

なんで、転職する必要があるのかしっかり説明して納得してもらうしかありません。
心配させないためにも、良い会社を探して、良い就業条件を勝ち取りましょう。

SEにとっての転職

SEはそもそも何のためにに転職するんでしょうか?考えてみましょう。
他職種の転職との違いは、次の通りです。

  • 自分が持っているスキルを活かせる会社で働くための転職
  • 自分が持っているスキルの幅を広げるための転職
  • 新しいスキル習得や、スキルのより深い知識習得のための転職
  • 自分を成長させるための転職

他の職種であれば、今までの経験を活かせる転職や、まったく別の異業種への転職がメインとなってくるでしょう。
しかし、SEの転職は、自分を成長させるための転職がメインとなってきます。
転職先で新しいスキルを学び、自分のスキルをより深く追求したり、広く深いものにしていくのです。

今後の転職事情

今までは、終身雇用かつ年功序列で、サラリーマンなら安泰という時代でした。しかし、その状態も変化してきています。

大手企業でも、早期退職などを40代以上の社員を対象に行って、20代エンジニアの確保を進めたりしています。
先端技術を有する若いエンジニアは、年収1000万越えで採用されることも発生してきています。

そんな中で、同じ会社で20年、30年働いて転職すること自体が異常といわれる時代になりつつあります。
大学を卒業後、長年同じ会社に尽くし、40代、50代になって初めて転職する人もいるかもしれません。
これからの時代は、一社しか働いたことがないという時点で、おかしい人、何かある人と思われる時代になってきます。

また、政府も副業を推奨している時代です。
これから副業がどんどの推奨され認知されていくにつれて、本業と副業の垣根もなくなっていくでしょう。
そうすると、どこからどこまでが、転職なのかわからなくなります。

そうした時代で生き残れるのは、色々な会社で経験を積んで自分を成長させて来た「あなた」です。

まとめ

本記事では、転職するメリットについて解説してきました。

当然ながら、転職にはメリットもデメリットもあります。
しかし、変化しないことは衰退でもあります。
現状維持だけでは、自分の成長も望めませんし、SEとして生き残るのも難しくなってくるでしょう。

本ブログで解説しているSE転職について、より知識を深め、他の会社の動向にもアンテナを張っておくことで、変化し続けましょう。

まずは、次の記事を参考にして、転職エージェントと相談することで、どんな仕事があるのか、最新の情報を入手していきましょう。

SE転職相談員
だいご

それでは、楽しいSEライフを!

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SE転職相談員だいご
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