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40代前半まで大丈夫!SEは何歳まで転職できるか職場のリアル

SE転職相談員だいご

こんにちは!SE歴15年以上、SE転職相談員のだいご(⇒プロフィールはこちら)です。

転職を考えているAさん

将来的に転職を考えています。SEって何歳くらいまで転職できるんでしょうか?

SE転職相談員だいご

私はアラフォーでも転職できましたし、50代で転職してきた人もいますよ。

昔は「転職35歳限界説」なんていう言葉もあり、転職できる年齢の限界は35歳と言われていました。

35歳を超えると、採用する企業側も書類選考で落とすような時代で、40代を超えるとほぼ絶望的でした。

求人倍率も低く、企業側が採用する人を選べる時代だったからこそ、そういった状況がありました。

しかし、時代は変わり、その限界説も今はなくなっていると言えます。

人手不足や、売り手市場とも言われ、企業側が選ぶのではなく、求職者が会社を選べる時代になってきています。

求職者が強い立場になってきている為、40代、50代での転職も当たり前の時代になっています。

私自身も管理職としての転職ではありませんでしたが、アラフォー近くの39歳で転職できました。

また、私の職場でも、50代で管理職として入ってきている方もいらっしゃいます。

本記事では、私の歴代の職場と実際の体験をもとに、次のポイントについて解説していきます。

  • 転職者の状況がどんな感じだったのか?
  • 何歳くらいの転職者が入ってきていたのか?
  • 中途採用で入社した後の状況はどうだったか?
SE転職相談員だいご

あなたがこれから転職を考える際に、キャリアアップのヒントにしてもらえると幸いです。

SE転職って何歳まで大丈夫?

SE転職

私自身、3回の転職を経て感じるのは、40代前半までは、一般社員としての転職は可能です。

しかし、40代後半を超える場合は、ハイクラス転職と言われる、管理職としての転職がメインになってくると言えます。

私の職場でも40代前半までなら、採用している実績がありますし、社内の受け入れもスムーズです。

これが40代後半となると、一般社員として入るのは難しいです。

企業としても、入社した社員に教育をして、10年、20年と長く働いてもらうことや、社員間の関係を考慮すると、難しいというのが現状です。

職場にも40代後半や50代の方がいらっしゃいますが、個人事業主または、契約社員さんになります。

個人事業主って、フリーランスじゃん!って思う人もいるかと思いますが、世間一般的なバリバリ稼ぐイメージとは違います。

仕事のやり方(作業指示、作業実施の流れ)は、契約社員と何も変わりませんし、お金が少し高いぐらいです。

なお、SE未経験であれば、20代までは転職可能です。実際に私の会社でも採用しています。

スクールで勉強してからとか言いますけど、会社をしっかり選べば、働いてからいくらでも追いつけますよ。

私の歴代職場での転職事情

SE転職

SEとして転職を考えた場合、何歳まで転職が可能なのか?

実際に私が働いていた職場の状況を踏まえて、リアルな転職の状況を解説していきます。

私の場合、大学卒業後、大手SIerで10年以上働いてきましたので、20代での転職はありません。

それはそれは、何度も「辞めたい!」「転職したい!」と思ったことがありました。
顧客に怒鳴られ、上司や先輩に怒鳴られ、このままバックレたら楽だろうなぁ。。。なんて思うこともありました。

っと、思いにふけって脱線するところでした。。。
この辺のつらい話は、次の記事を参考にしてください。。。

私の場合、転職に踏み切ったのは30代で、社内転職も含めると3回も転職しました。
転職にあたって、悩んだことや、転職のきっかけとなった事件は、次の記事にまとめています。

では、それぞれの転職について、転職先の状況や、組織の状況などを、具体的に説明していきます。

1回目の転職(SIer→外資系社内SE)

私が35歳の時です。
外資系社内SEとして転職しましたが、情シスの人数は10人ほどで、平均年齢は30歳くらいといった感じでした。

所属長となる部長も同じくらいの年代で、組織としては若い人で構成されていました。
(20代の人からすれば、若くないですね…。笑)

会社として情報関係でやってきたスキルある人を求めている状態で、SEとして仕事をしてきた自分をウェルカムな雰囲気で受けいれてくれました。

会社独自のシステムが多々あり、色々覚えることがありましたが、5個下の先輩達に色々聞きながら、なんとか仕事を覚えました。

平均年齢が30歳くらいで、所属長も30代前半でしたので、40代となると厳しい印象でした。40代だと、組織的に浮くかなぁという印象です。

外資系かつ、中途採用で入る人が多い会社でしたので、20代、30代であれば、未経験でも暖かく迎えてくれる環境でした。

2回目の転職(社内転職で脱IT)

私が38歳の時で、同じ外資系企業内で、全く違う部署に社内転職をしたタイミングです。新しい部署は、社内の品質管理をする部署でした。

やはり、この時の転職は管理職として入ったため、できて当たり前の雰囲気があり、かなり仕事上のプレッシャーが大きかったです。

未経験+管理職という組み合わせは一番最悪です。

外資系だとよくあるパターンですが、やはり、あまりいい成果を出していないイメージです。

職場をかき回すだけかき回して、なんとなく目先の数字だけいじって、仕事のパフォーマンスをアピールするということが日常的に行われています。

管理職でなければ、新しい職場にも溶け込めたと思いますが、下からの突き上げや、他の部署の管理職からのプレッシャーもすごいので、厳しいの一言です。

3回目の転職(外資系→自社開発ベンダーSE)

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私が39歳になったタイミングです。

新しい会社は従業員30人ほどのソフトウェアベンダー会社で、平均年齢は、40歳くらいと年齢層の高い会社でした。

直属の上司である課長は、54歳ということで、部下と上司の年齢としては、ちょうど良い感じ。

年齢層も高めだったので、アラフォーにも関わらず若手に分類される環境でした。

法人を相手にしたオリジナルのシステムを構築する会社で、やはり覚えることも多々ありましたが、年上の先輩方は、年下の後輩に丁寧に教えてくれる素晴らしい会社でした。

やはり、中小企業のいいところは、中途採用を大切にしてくれるところかと思います。
大手SIerだと、体育会系の上司や先輩がいるので、なかなかそうもいきません。

また、上司である課長も中途採用で50代になってから、入ってきている方だったので、中途採用者の気持ちを良くわかってもらえて、働きやすい環境でした。

お互い外から入ってきたものとして、この会社をどう変えて行きたいかということを語り合ったりします。

まとめ

というわけで、「SEは何歳まで転職できるのか?」という疑問について、私の実体験をもとに解説しました。

3回の転職を通して感じたのは、経験者であれば、40代前半までが限界ということです。

そのくらいの年代で転職すると、年下の先輩ともうまくやれますし、特に引け目を感じることもありませんでした。

やはり、経験者であればどの現場でもつぶしが効くものですし、初心を忘れずに素直に聞く心を持っていれば、すぐに即戦力になれます。

この初心に戻ることを忘れてはいけません。

新しい職場にいったら、「色んな人から色々吸収するぞ!」という気持ちを持つことが大切です。

当たり前ですが、教えてもらったら素直に聞いて感謝することが大切なんです。

「前の職場でバリバリやってたから、楽勝だぜ!」という慢心はNGです。
あなたの態度として、先輩や上司に現れますし、不快な印象を与えます。

せっかく、良い転職先に決まっても、転職先でのスタートに失敗したら元も子もありません。

私が転職先でうまく溶け込んできたノウハウは、次の記事にまとめていますので、絶対にスタートダッシュを成功させましょう。

SE転職相談員だいご

それでは、楽しいSEライフを!

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SE転職相談員だいご
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