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SE転職に有利な資格とメリット【しょぼい資格は逆効果】

SE転職に有利な資格とメリット【しょぼい資格は逆効果】
SE転職相談員
だいご

こんにちは!SE歴15年以上、SE転職相談員のだいごです。(⇒プロフィールはこちら)

「採用する側から見て、SE転職で有利な資格ってどんなものがありますか?」

システムエンジニアの資格って色んなものがありますよね。

国の指定機関で認定する国家資格をはじめとして、オラクル社などで認定している各種ベンダー資格など、その種類は様々です。

種類がたくさんある分、どの資格を取るべきか悩んでしまうものです。

転職に有効な資格であればいいですが、取るだけ無駄な資格もあります。

そんな資格を取得しても、時間の無駄ですし、むしろ「要領が悪い人だ」って悪い評価すらされてしまいます。

会社としても、無駄なことをする人の採用は躊躇しますので、不採用なんてことにもなります。

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だいご

私も採用する側として色んな人を見てきましたが、こんな資格載せなくてもなぁ…。
っていう人もやっぱりいます。

以前は私も、残業の後に時間を絞り出して資格取得に励んでいました。かなりしんどかったことも…。

そんな体験談も交えながら、SE転職に有利な資格を解説していきます。

あなたも本記事を読んで、転職に有利な資格を無駄なく取得して、給料を上げつつ、キャリアップをしていきましょう!

SE転職が有利になる資格

会議

SEの転職に有利な資格は、大きく分けて2つ分けられます。

国が認定する「国家資格」と、ITベンダーが認定する「ベンダー資格」です。

国家資格は、行政法人の情報処理推進機構(IPA)が試験を実施し、認定を行っています。

認知度が高く、取得すれば永久に有効となる資格であるため、コストパフォーマンスが高い資格です。

対して、ベンダー資格は、一般のIT企業で認定している資格です。

自社製品(ルーターやデータベース)の操作や、設定に関する技術力や知識を問う内容となっているのが特徴です。

対象となる製品も年々変化していくため、有効期間が限られているものが多いのも特徴です。

SE転職相談員
だいご

受験するための費用も高いですね!

では、2つに分けられる資格の中で、特にどの資格が転職中のSEにとって、有利になるのか見ていきましょう。

国家資格

IPAが実施している国家資格は、情報処理技術者試験といいますが、その種類も10種類以上あります。

ITの進化に合わせて、種類も再編されてきました。

この10種類以上ある資格の中で、採用企業としてどの資格を特に評価しているかというと下記の通りです。

おすすめ国家資格
  1. 基本情報技術者試験
  2. 応用情報技術者試験
  3. システムアーキテクト
  4. ネットワークスペシャリスト
  5. データベーススペシャリスト

①と②が特にコストパフォーマンスが高く、取得をオススメしたい資格です。

短時間の勉強で取得可能で、どのIT企業への転職でも有効となるのがオススメする理由です。

③~⑤も評価はされますが、どちらかというと、資格よりも業務での経験を重視される為、最優先で取得する必要はありません。

また、資格の内容も専門性が高くなるため、企業によっては、業務とあまり関係ない。ということになってしまいます。

あなたが、この道に進みたいという信念があれば、取得しておくのもありです。

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だいご

ITパスポートとかは、取っても無駄ですよ。逆に履歴書に書かない方がいいです…。

では、①~⑤について、細かく解説していきましょう。

①基本情報技術者試験

SEの登竜門となる国家資格で、SEをやっていく行く上で知ってて当たり前の内容が問われる試験です。

IT業界で仕事をしてきた人なら、ちょっと、過去問をやっておけばとることができます。

午前は、知識を問われる問題ですが、午後は、ある程度、過去問を解いて慣れておく必要があります。

採用する側としては、10%アップくらいの評価となります。

低めの評価となる理由は、この資格があるから、実際に開発ができるかというと、そうはならないからです。

開発をやったことがない人でも取得できる資格であり、学生時代に取得している人も大勢います。

しかし、特に新人時代は、試験を通して専門用語慣れしているのは大きなアドバンテージとなります。

中途採用の人は当たり前すぎて、あまり評価になりません…。

②応用情報技術者試験

基本情報技術者試験のワンランク上の資格ですが、国家資格としては、格段に難しくなります。

SE転職相談員
だいご

恥ずかしなら、私も何度かトライしましたが、撃沈した資格です…。
同じ職場のSE達は、あっさりゲットしていましたが…。

ある程度、SEとしての資質(頭の回転、応用力)が必要になる資格で、努力でカバーできないレベルです。

午前は何とかなるんですが、午後が難しく、過去問をやりこんでもパスできない難関です。

採用する側としては、30%アップくらいの評価となります。

ある程度の勉強が必要になるため、自己研鑽を続ける人であることを評価できます。

また、午後の内容は実際に開発の現場でも活かせるような知識である為、取得していることは大きな期待が持てます。

③システムアーキテクト

IPAが行っている情報処理技術者試験の中で、”高度”というカテゴリに入る資格であるため、難易度が上がります。

システム開発の上流工程を担当するための知識を問う資格で、午後は、記述式と論述式となっていることもあり、より深い知識が必要となります。

ですので、取得に必要な勉強時間も格段にあがってきます。

採用する側としては、30%アップくらいの評価となります。

資格の難易度が格段に上がってくるため、取得すること自体が評価されます。

特に、上流工程に携わる企業への転職で有利になり、必然的に給料の良い会社が増えてきます。

SE転職相談員
だいご

“高度”に該当する資格は、年に一回しか試験を実施しないというのも特徴です!
落ちたら来年まで勉強との闘いが続きます…。

④ネットワークスペシャリスト

こちらも高度に該当する資格で、難易度高です。

採用する側としては、50%くらいの評価となります。

ただし、ITシステム開発というより、インフラ系の企業に有効になるため、あまり興味が無い人には、オススメしません。

LAN、WAN、VPNなどのネットワーク構築を行うインフラ系の企業に転職する場合は、かなり有効な資格です。

⑤データベーススペシャリスト

データベーススペシャリスト試験も、高度に該当するため、難易度高です。

データベースと取り扱うIT企業では、50%くらいの評価となります。

大量のデータを分析するビッグデータや、AIなどの技術が注目されてきているので、今後さらに有望な資格とも言えます。

転職する場合も、データベース関係の企業に転職したい場合は、有効な資格です。

ベンダー資格

各社ベンダーが実施、認定している資格である為、国家資格より専門的な知識が問われます。

採用する側の企業として、国家資格よりも評価される資格が多いのも特徴です。

ただし、受験費用も高く、有効期間があるので、コストパフォーマンスが悪いというデメリットがあります。

ベンダー資格の中で、特におすすめしたいのは、次の資格です。

おすすめベンダー資格
  1. Microsoft Technology Associate
  2. オラクルマスター
  3. シスコ技術者認定

①Microsoft Technology Associate

あまり知名度は高くありませんが、Windowsの操作や設定についてのスキルを証明できる資格です。

特に社内PCのサポートや、管理を行っているような社内SEへの転職では有効な資格です。

逆に、ITベンダーやSIerへの転職ではあまり意味はありません。

なお、マイクロソフト社の資格としては、Office操作のスキルを証明するMOSなどもありますが、そちらは取得する意味がないので辞めましょう。

Office製品は使えて当たり前です。

②オラクルマスター

データベースの大手であるOracle社が認定する資格です。

同社製品のOracleデータベースを使用するプロジェクトで活躍できる為、実際に使用している企業への転職では非常に有利になります。

主要なデータベース製品としては、Oracle社以外にもMicrosoft社の製品もあるため、企業によっては、需要に差があります。

ただし、データベースの概念としては共通している為、ビッグデータやAI関連の企業に興味がある場合、取得して損はありません。

③シスコ技術者認定

シスコシステムズ社のネットワーク機器について、操作、設定するスキルを評価する資格です。

CCNAから、高度なCCArまでレベルが細かく分かれています。

受験費用が高額なので、あまり持っている人が少ないのが特徴ですが、CCNAを取得しているだけでもかなり有効です。

インフラ関連の企業に転職する場合は、かなり強力な武器になります。

資格によるSE転職でのメリット

そもそも、SE転職において資格がメリットとして作用する理由は何でしょうか。

資格を持っているだけで、あなたをより採用したいと思ってもらえる理由は、次の通りです。

資格によるSE転職でのメリット
  1. SEとしての知識を証明できる
  2. 自己研鑽していることを証明できる
  3. 計画的に物事を進める力を証明できる

①SEとしての知識を証明できる

SEとしての知識というのは、設計・製造・試験・運用といった開発業務を実施するための、大まかな知識です。

細かい作業内容は、現場によって異なるため、そのまま通用はしません。

しかし、資格取得によって、開発業務の概要を把握しているかで、即戦力としての立ち上がりが違います。

一番評価するのは、これまでの開発経験ですが、それが乏しい場合、資格で少しですが補完されます。

また、資格を取得していると、専門用語の理解度が違います。

SEとして仕事をしていると、仕様書や打合せで必ず難しい言葉が飛び出します。

その時に、すぐに理解できることは最低限必要です。

②自己研鑽していることを証明できる

私的には、①よりもこの項目の方を評価するようにしています。

資格を取得していると自己研鑽する人だって思ってもらえます。

IT業界は、日々、技術が進歩しており、開発する手法もあっという間に変わっていきます。

自己研鑽を続ける人は、こういった点にもアンテナを広く張っていて、勉強する機会を探しています。

プライベートの時間を使ってやるまではいかなくても、こういった姿勢は仕事にも表れます。

③計画的に物事を進める力を証明できる

難しい資格であればあるほど、自分を厳しく管理し、計画的に学習を進めることが必要です。

自分で学習状況をしっかり管理し、挫折せずにゴールまで到達できる能力は、仕事でも活かされます。

資格取得と仕事は別とも言えますが、取ると決めた資格を最後までやり遂げたことは評価されます。

プロジェクトリーダーにおしりを叩かれて進めるたのではなく、自分で自分を管理した証明とも言えます。

SE転職で有利な資格 ~まとめ~

というわけで、SE転職で有利な資格を解説してきました。

大切な事なので、もう一度言いますが、資格を持っているからといって、仕事ができるとは限りません。

採用にあたって、重視されるのはやはり、業務経験であり、資格ではありません。

かと言って、資格がまったく無駄かというとそんなことはありません。

あなたがあなた自身を厳しく管理し、物事を進めたことには間違いありません。

人としての基本能力は評価されますので、取得しておいて損はありません。

メリットでも解説したように、評価されるポイントを増やすことができ、転職を有利に進められます。

また、採用企業側で資格手当が支給される場合もあり、一石二鳥です。

自分のキャリアップのためにも、給料アップのためにも、おすすめした資格をサクッとゲットしましょう!

SE転職相談員
だいご

それでは、楽しいSEライフを!

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